ノウェの長剣 | |
Lv1 | 今より数年前、ノウェが騎士団の見習いとして 入団する日、前騎士団長より授かったのがこの剣である。 ノウェは封印騎士団に保護されて以来、前騎士団長オローが 父代わりとして、人としての生き方を教え込まれていた。 |
Lv2 | 豪放磊落で剣の腕も右に出るものはいない。 オローはノウェの憧れでもあった。ノウェは思っていた。 いつかはオローのような強い"人間"になるんだ、と。 そして、鍛錬を怠ることなくこの剣と共に歩んできた。 |
Lv3 | 初陣の日。 戦線での壮絶な命のやり取りに躊躇したノウェは 間一髪のところをオローに助けられたのだった。 戦場に慄くノウェに対してオローは語った。 |
Lv4 | 「剣は命を奪う。しかし同時に仲間の命を救うものでもある。 大事なのはそれを使う者の心だ。それを忘れるな。」 そして現在。 ノウェはこの剣で命を奪うのか、それとも助けるのか。 剣もオローも何も語りかけはしない。 |
封剣・破天の旋律 | |
Lv1 | かの地に武具の名匠あり。 神に弄ばれる世界を憂い神の力に打ち勝つ武具を生み出すことを決意す。 |
Lv2 | 神に抗うは、封印の力。 封印の力、即ち女神の力。 名匠は女神の力を武具に封入す。 |
Lv3 | かの女神は、禁じられた愛を秘めし女神。 無垢なる女神。 |
Lv4 | 宿るは「命」、紫色に秘められし力 生命の源、魂の力。 |
深い闇 | |
Lv1 | あるところに、息をするように人を殺す男がいた。 理由も理念も理屈も理想もなく、ただ人を殺し続けた。 人を殺したいわけではなく、男にはそれしかできなかった。 |
Lv2 | ある日、男は路地裏で少女を取り囲む集団に出くわした。 男はいつもの様に特に理由もなく集団を殺戮しつくした。 |
Lv3 | 残った少女を殺そうと振り返ると、少女は涙を浮かべながら男に感謝していた。 人から感謝されたのは、男の人生で初めてだった。 男は自分のやったことに初めて意味を見いだすことができた。 |
Lv4 | 男は満面の笑みを浮かべると、感謝の気持ちを込めて剣を振り下ろした。 血溜まりに沈む少女を優しく見下ろした後、 男は自信に満ちた足取りで歩き去った。 |
脛削りの鉄 | |
Lv1 | 恐ろしいほどの武勇と、類稀なる英知を持った猛将がいた。 彼の武勇は近隣諸国にまで鳴り響き、 民の彼を崇める声が通りを埋め尽くしていた。 |
Lv2 | しかし、その声望をおそれた王は彼を無罪の罪で捕らえ、 三日もいれば我を失うといわれる、城の最深部の独房に閉じ込めた。 |
Lv3 | そして三年後、王が朗に出向くと、そこには両の足が腐り落ち、 息も絶え絶えな男が蹲っていた。ただ、その王を睨み付ける眼は未だ 強い輝きを失っていなかった。王はその目に苛立ち、 ついに自らの剣で彼を刺し貫こうとした。 |
Lv4 | 王の剣が男に届く直前、彼は背後に隠し持っていた剣で、逆に王を貫いた。 その剣は自らの足を切り落とし、その骨を鍛えて造り上げたものであった。 その後、彼は王の後を継ぎ、不動の王として名を馳せたという。 |
血啜りの牙 | |
Lv1 | 鍛冶屋は完全な剣を求めていた。 斬れば、肉を断ち、尽きぬ痛みが襲い、 突けば五臓を貫き、無限の苦悶を被害者に与える剣。 |
Lv2 | 究極の痛みを目指し、鍛冶屋は寝食を忘れ、夢中で槌を振るった。 そして、ついにその剣は完成した。 あらゆる痛みを越えた痛みを与えることができる剣。 鍛冶屋はその成果を試したくて仕方がなくなった。 |
Lv3 | そこで、鍛冶屋はある王にその剣を以ってすれば、 どのような豪傑でもすべてを白状すると売り込んだ。 王が罪人に試してみると、言葉どおり、どんな罪人もすぐに口を割った。 |
Lv4 | 喜んだ王は、その剣の製法を鍛冶屋に尋ねたが、 鍛冶屋は秘密の製法を喋ることを拒んだ。 結果、鍛冶屋は自らの身を以てその成果を知ることとなり、 その素晴らしさに涙したという。 |
銀の鳳蝶 | |
Lv1 | 幼くして隣国の伯爵と結ばれた美しくも賢い夫人の話。 良き夫と良き家臣に恵まれて何ひとつ不自由の暮らしを送っていたが、 刺激もなかった。退屈な日々を伯爵に申し出ると意外にも旅に出るよう薦められた。 伯爵夫人として、知るべき物事はまだまだたくさんあるという伯爵のはからいに、 夫人は感謝した。 |
Lv2 | 旅先では、たくさんの冒険者からさまざまな話を耳にした。 雨風の具合で明日の生活が変わる農民の話や親のない子の話。 他国の王の暴君ぶりや裏切りの話。夫人はさまざまな物事の見聞に夢中になり、 そのまま一年が過ぎた。 夫人が伯爵に帰りを伝えるとさらにもう一年の滞在が許可された。 二年が経ち、夫人は屋敷に戻った。 |
Lv3 | 屋敷に戻った夫人が目にしたのは心を亡くした伯爵の姿だった。 屋内は荒れ、残っていたのは伯爵が目にかけていた家臣だけだった。 夫人は察した。陰で家臣が謀反を企てていたことを。 旅に出ろと夫人に勧めた伯爵が、すでに家臣の罠にはまっていたこと。 「気付かなかった貴女が 悪 い の で す よ 。」 |
Lv4 | 家臣は捕らえられ殺されたが伯爵は心を取り戻すことなく息を引き取った。 悲しみにくれた夫人は伯爵の亡骸を焼き、 その灰を白銀に溶かし込み大振りの剣に愛を遺した。 刃に彫り込まれている蝶は、夫人が伯爵への贈り物として 持ち帰った仮面を模したものであるという。 |
破剣・封天の韻律 | |
Lv1 | かの地に武具の名匠あり? 神に弄ばれる世界を憂い神の力に打ち勝つ武具を生み出すことを決意す? |
Lv2 | 神に抗うは、封印の力? 封印の力、即ち女神の力? 名匠は女神の力を武具に封入す? |
Lv3 | そんな噂を聞きつけた、駆け出しの刀鍛治は、 一儲けしようと、伝説の武具に似せた武器を作ろうとした。 |
Lv4 | 刀鍛治は苦労の末、武具を一振り完成させた。 しかし、刀鍛治のその後を知るものはいない。 武具を狙うものに襲われた、女神の呪い、などまことしやかに囁かれているが定かではない。 |
結束の剣 | |
Lv1 | ベヒモスの牙、グリフォンの嘴、竜の爪、遥か東の国の玉鋼。 名匠といわれた彼でも、国王の注文の品の材料に頭を抱えていた。 やり遂げる気はあったが、かなりの覚悟が必要であった。 長い旅になる。 彼は早々に旅立った。 |
Lv2 | 旅には手助けが必要だったが、疲弊しきっていた王国に旅を共にできる 余裕のある人間はいなかった。 だが、国王の以来を、彼はなんとしても果たしたかった。、 まだ若い王は民を守ることのできる剣を、古い文献から探し出し、 彼の工房に自ら足を運んだのだった。 |
Lv3 | なんとか捗らぬ旅を続けたが、魔物の巣くう地の前ですでに二ヶ月が経っていた。 もはや一人でのたびは難しく彼自身、憔悴しきっていた。 そんな折、留まっていた地を時の英雄が訪れ、彼の手伝いを買って出た。 武具の手入れに彼は活躍した。 |
Lv4 | そして数々の英雄譚に添えられることとなりながら、 彼は一振りの剣を完成させる。それは王が求めた程の力はなかったものの、 王は感激し、その剣を手に魔物と戦い、国を治めた。 また鍛冶屋であった彼には爵位が与えられ、王国に長く仕えた。 |
解放の剣 | |
Lv1 | 自由の象徴としてその時々の英雄が所持していた剣。 しかし、英雄達がその名声を勝ち取るためには、同時に数多くの血を必要とした。 |
Lv2 | この剣を手にした英雄達は、解放の名の下に異国の人々を蹂躙した。 兵士による略奪が行われ、無実の人々が処刑された。 |
Lv3 | 後に剣は盗賊によって盗まれ、やがて異国の将軍の手にもたらされた。 異国の将軍は解放の名の下に隣国の人々を蹂躙した。 兵士による略奪が行われ、無実の人々が処刑された。 |
Lv4 | 戦が終わると剣は再び持ち主をかえる。 そして今でも、どこかの国の英雄がこの剣を手に戦っているだろう。 解放の名の下に。 |
カイムの剣 | |
Lv1 | 十八年前。世界が破滅に瀕した時、一人の男と一匹の竜が神に抗った。 男は命を賭して戦い、竜は男の為に世界を救った。残された男は失った半身と 心焦がす赫怒の残滓にすがるように、荒廃した世界を彷徨った。 その放浪には、神の器として破滅を巻き起こした幼き少女が伴われた。 |
Lv2 | 竜の命を用いた封印を改変し、身を捧げた竜への負担を倍増させた老司祭は、 かつての仲間の一人だった。竜の苦しみの思念を感じ取った男の心は大きく揺らいだ。 その隙を突いた少女は、男の不意をついて逃走。男は再び訪れた孤独の中で、 憎悪をたぎらせる。空虚だった男の心は、灼熱の炎で満たされた。 |
Lv3 | 男は竜を裏切った老司祭を襲い、命乞いを聞き捨てて一刀のもとに両断した。 最後の儀式に使われる男をも斬り、封印改変を阻止した…はずであった。 しかし封印は組み替えられてしまった。竜の意識は苦痛に引き裂かれ、 千々と消えていった。 そして男は世界よりも竜を選んだ。 |
Lv4 | 封印の鍵が次々に打ち砕かれ、ついに男は竜と再会する。 世界の破滅が再び迫ってきている。だが男と竜は満ち足りていた。 二人はもう二度と別離の苦痛を味わいたくなかった。 二人が選んだ答えは…。 そして滅び行く世界に、男の大剣が残された。 |
月光と闇 | |
Lv1 | 強烈な冷気を発する大理石の剣は静かに使い手を待ち侘びている。 |
Lv2 | 使い手の死をも凍らせるという物語も残された、 大理石の剣はずっと静かに冷たく待ち続ける。 |
Lv3 | 待ち続けることに費やした時間さえ凍らせてしまうほど 大理石の剣は冷たく眠っている。 |
Lv4 | 奇しくも今、使い手が現れ幾多の血の温もりを与えても、 目覚めることはないだろう。ひとつだけ言えることは、 凍りついた使い手の顔が、刀身に映り込む事実であろう。 |
貴正 | |
Lv1 | その男は、貴正を合戦の折、敵から奪い取ったのだと伝えられている。 貴正をはいていたのは、みすぼらしい落武者であったという。 |
Lv2 | 落武者の剣術は優れたものではなかったが、刀を合わせた途端、 男の刀はたちまち折られてしまった。男は身を捨てる覚悟で臨み、 貴正を肩口に受けながら、折れた刀を落武者の眉間に突き立てた。 こうして男は貴正を手に入れた。 |
Lv3 | 「肉を切らせて骨を断つ」男の覚悟に貴正が呼応したのか、 貴正の切れ味は戦を経るごとに増していった。 貴正を手に次々と武勲を上げる男。そんなある日、男に鬼退治の勅命が下る。 鬼の力は強力無双、その肉体は金剛不壊と呼ばれた。 |
Lv4 | 鬼との戦に臨む男。鬼の一撃が男に襲いかかる。 だが、男も、貴正もそれを防ごうとはしない。男は半身の骨を砕かれた。が、 次の瞬間には貴正が鬼の喉笛を貫く。骸となった鬼に男は履き捨てた、 「骨を断たせて命を絶つ」と。 男の死後も、貴正にはその魂が宿るという。 |
デボルポポル | |
Lv1 | むかしむかし、北のとある寒い国にデボとポポという、 とても仲の良い姉妹の鍛冶屋が暮らしていました。 いつものように二人が仕事に励んでいると、大慌てで 村人が駆け込んできました。なんと! 幼い頃に突然消えた母が見つかった知らせでした。 |
Lv2 | 母"ボコ"は、山の梺にある巨大な氷塊の中に当時と変わらぬ 若々しい姿で閉じ込められておりました。二人は力を振り絞って 何度も氷塊を壊そうとしましたが、いくら火をくべようが、 巨大な鎚で叩こうが、まったく壊れる気配はありません。 |
Lv3 | 諦めかけた時、ポポが言いました。 『お姉様……私達の鍛えた剣ならひょっとして……』 デボは二人の愛と努力の結晶、傑作"デボルポポル"を母眠る氷塊へ! するとどうでしょう!二人の身体は氷の中の母に抱かれておりました。 |
Lv4 | 『二人とも…大きくなって…。』 母は氷塊の中で生きておりました。二人は嬉しくてずっと泣きました。 そして、何日も語り合いました。二人が出て行く時、母は二人を引き 止めませんでした。なぜなら姉妹は炎を扱う鍛治屋だったからです。 |
信義 | |
Lv1 | 遥か東の国の都に歌を詠むことで生計を立てている歌人がいた。 自分の才能に限界を感じていたある時、質屋に飾られていた美しい刀を目にした。 赤く輝く刀身に魅入られた歌人は、刀を購入し、持ち帰る。 |
Lv2 | 傍らに刀を置き、うとうとと寝入ると、夢枕に一匹の妖怪が現れ、 歌人に取引を迫った。おまえの名をくれれば、万能の才を授けよう、と。 |
Lv3 | 歌人は才を得る為に、自らの名を妖怪に与えた。契約どおり、 歌人は優美な肢体と、卓越した才能を一夜にして手に入れた。 |
Lv4 | 才の代わりに名を失った歌人は、次第に人の姿を失っていく。 ついに妖怪と成り果てた歌人は、闇の中へと消えていった。 後に残るは、名を得てさらに輝きを増した刀だけだった。 |
人斬りの断末魔 | |
Lv1 | 俺はどうしてしまったのだろうか? この剣を振るうたび、切り裂いた首から血飛沫が飛び散るたび、 言いようのない歓喜がこみ上げてくるのだ。 |
Lv2 | 真っ赤な血。街路を染める血。 俺の身体を染める血。血、血。その鮮烈な色が、両目に焼き付いて離れない。 血、血、血、血、血。 |
Lv3 | ジャバジャバと、バシャバシャと、血が吹き出る。 剣を振るい肉を斬り裂く、温かな赤がすべてを染める。 血、血、血、血、血ぃ、血ぃぃい! |
Lv4 | 血ィィー!アガッ!アガイヂィィ! 血、血、血ィ血ィ血血ちちチヂヂチ赤ァアガガッアガァ!アッガーァッ |
連合軍兵士の剣 | |
Lv1 | ある一族が守り続けてきた特殊な製法で鍛え上げられた剣。 この製法の秘密を守るために、一族の娘が敵国のスパイだった 愛する男を殺し、自らも命を絶ったと伝えられている。 |
Lv2 | その後も秘密は守られ続けたが、そのためには多大な代価を 払わなければならなかった。一族は怪文書や密告を根拠に、 製法を漏らそうとした疑いで、身内に対しても容赦のない拷問を 行うようになったのだ。 |
Lv3 | 拷問は凄惨を極め、溶かした鉄を口から流し込まれて命を 落とす者や、拷問時のショックから精神を崩壊させる者が出た。 |
Lv4 | 身内を信用できなくなっていった一族は、やがて殺し合い、 間もなく系譜は絶えた。一族が守ろうとした剣の製法は、 その望みどおり永遠の秘密となった。 |
護衛兵士の剣 | |
Lv1 | この剣の元の所持者は、かつて封印騎士団に所属し、 "竜の子"と呼ばれる者の先輩騎士であった。 |
Lv2 | 稽古にかこつけて、懲らしめるつもりで、 "竜の子"と試合をし、逆に無様にも敗れ去ったこの剣の元の所持者は、 鍛錬を積み重ね、護衛兵士にまで昇格した。 |
Lv3 | 護衛兵士として小隊の指揮をとっていたその者は、ある時、 "隻眼の男"と呼ばれる反逆者に、自分の隊を殲滅され、 恐怖のあまり逃げ出した。 |
Lv4 | 騎士団に戻れなくなったその者は、 騎士の命ともいえる武器をも、なくし、何処かに消えたという。 |
囚われの女神 | |
Lv1 | 遠い昔、 少女が気づいたのは、とても暗く、とても狭く、息もできないくらい 噎せ返る血の臭いの中だった。手、足、口、すべての自由が利かず ただ、眼球だけで虚空の暗闇を見つめることしかできなかった。 |
Lv2 | 少女が最後に見た光は、人を糧として燃えさかる炎と、 自分を絡め取る幾本もの手。その後は、闇の中で自分の体を何度も何度も、 冷たい塊が貫く感覚だけが思い出せるすべてであった。 「ワタシハ、……ナニ?」 |
Lv3 | 突如として少女の闇は放たれた。眼前に広がるのは満天の星空、 その星の輝きさえも眩しかった。だが、体の自由までは戻ることがなく 少女は自身を見ようと唯一動く目だけを必死に傾けた。その先にあったのは、 手も足もわからず、血に満ちた肉の塊が鼓動と共に波打っていた。 |
Lv4 | 少女は声のない悲鳴を上げる。 それを凝視する黒い影が、少女の目から星空を隠す。 そこには長い牙を持った魔物の顔が近づいてきていた。 少女の肉塊と血が一瞬ざわめいた瞬間、それは鋭い刃となり魔物の顔を貫いていた。 |
イウヴァルトの長剣 | |
Lv1 | とある砂漠の牢獄……独房の中。一人の男が張り付けにされていた。 愛するものを守るために戦い、そして破れ、己の未熟さを知る。 男は今、絶望の淵に立っていた。思い出す彼女の笑顔……だが、 その目に映るのは彼女の兄……。 |
Lv2 | 意識が朦朧とし、死を覚悟した時、どこから入ってきたのだろうか、 一人の少女が目の前に立っていた。少女の目は宝石のような深紅の色。 そして、可愛らしく微笑みながら、だが、大人とも子供ともわからぬ、 奇妙な声でこう語った。 |
Lv3 | 『俺に…俺にもっと力があれば…』 その赤き目は男の心を見透かした。 男の弱き心は、少女の僕となった。その先のことは…… 記憶にない……。朧げに覚えていることは愛する者が 目の前で自らの命を絶ったこと…、そして"再生の卵"の前で……。 |
Lv4 | 18年後……。 男の長剣は、竜に育てられし少年の元へ渡る。その剣先は愛する者の 兄"隻眼の男"に向けられ、傍らには大人になった"赤き目の少女"。 紡がれた思いは複雑に絡まり、そして後世に語り継がれる……。 |